脳卒中後の手足のつっぱり「痙縮(けいしゅく)」について
[2023.01.12]
こんにちは。島田です。
今日は脳卒中後の手足のつっぱり「痙縮(けいしゅく)」についてお話したいと思います。
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の後遺症の1つに、運動麻痺が起きている手足に勝手に力が入ってしまうものがあります。
これを「痙縮」といいます。つっぱりを感じたり筋肉痛になったり、日常生活や介護の支障になります。
肩から指は曲がったかたちになりやすく、足首はつま先立ちのようになることが多いです。
そのままにしておくと関節自体が固まって動かなくなってしまいます(「拘縮(こうしゅく)」といいます)。
痙縮している場合はリハビリテーションを行い、その改善・悪化防止をする必要があります。ボツリヌス療法や装具療法を併用するときもあります。