リハビリを受けるにはどうしたらいいの? 第1回
こんにちは。
さて、今回はリハビリテーションについてお話をしたいと思います👨⚕️
当クリニックは通所リハビリ、訪問リハビリ、認知症デイケアを併設しています。
リハビリを受けたいがどうしたらいいか、リハビリにはどのような種類があるのか、医療保険でうけるリハビリと介護保険でうけるリハビリの違いは何か、当クリニックでうけることのできるリハビリはどんなものなのかなど、皆様の疑問にお答えしていければと思います。
そもそもリハビリテーションとは?
基本的動作の回復を通して、日常生活における自立や介助の軽減を目的として、ひとりひとりの患者様の状態に合わせて、理学療法・作業療法・言語聴覚療法などを組み合わせて行われるものです。
リハビリには時期によって主に4つのステージに分けられる
それぞれのステージでリハビリの役割は異なってきます。
急性期:けがや病気で入院されている時にリハビリテーションが必要な状態であれば、主治医の先生が適切な時期にリハビリテーション開始の指示や手続きをしてくれます。
回復期:治療によって病状が回復・安定してもリハビリテーションを続けたほうがよい場合は、リハビリテーション専門の病棟(回復期リハビリテーション病棟)や病院(回復期リハビリテーション病院)に移ります。
回復期リハビリテーション病棟に移る場合は、主治医の先生が手続きしてくれますが、回復期リハビリテーション病院に転院する場合は主治医の先生からご説明があり、ご家族に色々な手続きをしていただく場合があります。
これらのリハビリテーションは「医療保険」で行われますが、多くの場合期限が決められており長く続けることができません。病院に通院してリハビリテーションを行う場合も同様です。
※回復期に入院中、 要介護認定を受けておき、退院直後から介護保険サービスを利用できるように準備している場合が多いです。
次回は、退院後もリハビリテーションを長く行いたい場合(生活期・維持期)、どのような流れで利用がスタートできるかをご説明します。